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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

あけましておめでとう

日記、
YUMING BRAND
荒井由実
EMIミュージック・ジャパン

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気が付けば新年初めての投稿。
昨年は、原因不明の落ち込みにあった一年だった。
結婚して、そばに奥さんがいてくれてよかったと思ってる。

原因は探ったけれど分からなかった。
仕事かもしれないね。
東京かもしれないね。
孤独かもしれないね。
違うかもしれないね。

だけど、こんな閉塞感は周りにも漂っていたんだ。
特に同級生と話すとよく分かる。
誰もが原因不明のヤツにやられてる。

今年はそれぞれに答えを見つけていくのかもしれない。
忘れてしまう人、環境を変える人、我慢する人、様々だろ。

友達が今度結婚式を挙げる。
そういえば、年賀状には4組くらい結婚の報告があった。
僕は一足先に去年の年賀状で報告したんだ。

その結婚葉書の一枚には、昔好きだった女の子のものがあった。
このブログを始めたのはこの女の子がきっかけだと思う。

人間の関係に完全な終わりはないのかもしれないけれど、
確かに何かが失われたと感じる瞬間はある。
特に、昔の親友や、好きな人や、嫌いな人も。

僕は、結婚の年賀状を見て感情が動かなかったことに驚いた。
僕らの関係は、振られてからむしろ楽しくなった。
「どうにもならない」ことが前提の関係で、仲良くなったんだと思う。

そして僕は心から願っていた。
ずっと続く関係を。
恋愛では、なくなっていった。
僕は新しい恋愛をしたり失恋をしたりしていた。
その間に彼女も恋人との婚約を破棄し、新たな恋人を作った。
それはいちいち僕には気になることだった。

とてもきれいな思い出に、してしまうつもりだったのかもしれない
だけど年賀状が届いて初めて、僕は彼女を思い出としても失ったことを知った。
何を話していたんだ。
何が問題だったのか。
どんな表情が好きだった?
寂しがったのはどっちだった。

恋愛が、本当に失われたことに気付くのは
ずいぶんと時間のかかる話なんだ。

ああ、僕は彼女を克服していたいつの間にか。

僕が思い出せるのは、
彼女との最初の会話と
彼女が彼氏に隠れて僕と会うことを嫌がったときの会話だ。

「yoshkobは自己紹介で一人でいる時間が好きって言ったじゃない?」
「うん、どうかした?」
「あの瞬間、この人とは友達になれんわって思った(笑)」
「一人は嫌いなの?」
「いや、私も一人が好きだけど。そんなこと言わない。」
「俺は一人が好きなわけじゃないんだよね、実は。」

「忘れるよ、いつかみんないなくなるんだよ。」
「俺はいなくならないからねー。」
「若いからだよ、思い込みだよ。それは。お姉さんには分かる。」
「諦められないから。」
「私があなたの立場ならそうとう苦しいと思うの。それは私も心苦しいの。」
「俺は楽しいから。こうしてるのがとても。」
「私も楽しいよ。だけど時々yoshkobを利用してるだけって気がするの。」
「お互い様だ、それは。」



僕の中でこの二回の会話がひっかかっていた。
最初から、僕のひとりよがりだった。
そしてまたひとりよがりに「終わり」だなどとと決めている。

今日は図書館へ行った。
CDコーナーでゲンズブールを借りたはずが、
帰って中身を見たらユーミンが。
それを今かけている。

音楽が、もしかしたら今日を刻んでくれるかもしれない。
なんとなく憂鬱で、すっきりしない今日を。
誰もが誰かを抱えながら、それでも誰かとつながっていく。
僕には、奥さんがいることがとても嬉しい。

変わらずある関係を、僕は馬鹿の一つ覚えで望んでしまうから。
いまここにある奥さんの笑顔だったり変顔だったり、涙だったりを
ひとつひとつ、ありがたく思ってしまう。

2008年に、僕は相変わらずです。
みんなはどうですか?
あいかわらずに冴えない毎日は、
もう少し続きそうですね。
どうかお元気で。
どうかお幸せに。
時には風を感じてみたり、
時には吐息で手のひらを温めたりしながら、
このうえもなく平穏で退屈で寂しくて嬉しい一年を
どうかお幸せに。