TO BE FREE

〈自分になる〉ために

列車

冬の日を過ごす朝に僕は光を見た駅の中で
冬の日を過ごす朝にもかかわらず
少しだけ世界が止まって見えた
止まって見えた世界の中で
ちょっとだけ上を見たんだ、見えたんだ
気が付けば壁に囲まれていたけれど
壁から少しだけ覗けた空はきれいだったんだ
レスパス、まるでマグリットみたいに真っ暗な青空だったよ

言葉がばらばらになってしまえばいい
そしたら僕はもう一度やり直せるはずなんだ
日曜日には僕は行かないよ
ごめんなさい
『心臓の上に手を当てちゃダメだ』
そのとおりだったね
動悸が止まらない

列車は再び動き出して行ってしまった
いつもの2番ホームに僕はいたのだ今日と明日と昨日に
いつもの4番ホームには人はいない