TO BE FREE

〈自分になる〉ために

もう少し、

ずいぶんと間が空いてしまったな。
季節はめぐり僕にとってはとてもいい季節になった。

結婚式場を決め、結婚写真を撮り、年賀状を作り
そんなあれこれでずいぶんと時間は流れてしまったようだ
妻と過ごす毎日は、ずいぶんとつるつると穏やかに流れていく

あまりにつるつると流れていって
なんだかざわざわ感じるから
何かと思えば
友人達へ結婚の報告をすることを忘れてしまっていた。
連絡をとる人には、その時々にしていたが
あまり連絡をとらない友人たちへのそれが遅れてしまったのだ

年賀状を送るというタイミングで、様々な人に連絡を取っている
それは高校の10代をともにすごした友達で
結婚の連絡が遅れたことを
怒る人もいるんだけれど、
それでも温かい祝福を僕は受け取った

僕は、ずいぶんと人に対しておざなりに
接しているというのに
なんにも決められない顔をしながら
最後の最後は誰にも相談しないで、全てを決めてしまうような人間だというのに
それでも僕を侮ってくれる友達を僕は愛しているのだ

最近の僕は、久しぶりに人と共に生活をおくることになって
しかも空いた時間には小説など書いているせいもあって
かつて分散されて混乱していた人間関係はずいぶんとシンプルになった。
それでも生活に対して違和感がないというのは
それは僕の心がもはや簡単に揺らがなくなったからだろう
安定している

安定を