TO BE FREE

〈自分になる〉ために

久しぶりだね、結婚したよ そしてハイド氏へ返信

雨が降る日はおうちにいたいよ
しとしとしとしと
とても眠い

元気かな、みんな。
僕は結婚しました。

今日からようやく新居のネット環境も整い、
ずいぶんと久しぶりに日記を書く。

久々だからなんだか書きにくかったりする。
この数週間僕の身に起こったことといえば、
ティモレオン・ヴィエッタという犬と出会ったり
新しく手に入れた真っ赤なソファで眠ってみたり
新しくて大きな冷蔵庫に沢山の食べ物を詰めたり
marimekkoでランチマットを買ってみたり

そして結婚しました。
戸籍謄本では本籍が東京に書き換えられ
恋人の続柄が妻となった
結婚したのは9月23日
秋分の日

毎年この日は仲良くしようと思ったんだよ
僕がね。
祝日だし、大好きな秋の始まりだし
いいと思ったんだ。

無理にそんな日にしたから今僕は一人で暮らしている
妻はまだ奈良で仕事を持っている
一緒に暮らすまでの束の間
一人でいる時間

入籍は僕自身よりは周りの反応を変えていく
幸せなおめでとうをたくさんいただく
幸せな二人に感謝
幸せな二人に祝福を

ずっと二人でいられることを幸せに想う
僕はきっと、誰よりも幸せになれるのだ
誰よりもたやすく
誰よりも残酷に
物事を次に進めることができるんだ

恋人のことが大好きだ
僕はきっと普通の男の人よりも普通の女の人よりも
「好きだよ」とか「一緒にいたいんだ」とか
「可愛いなあ」なんて言うから
そんな自分を照れながらあしらってくれる恋人とは
きっとうまくいくんだろう

僕は恋人のことが可愛くて仕方がない
そして僕もそれに見合うよう可愛くありたい
「可愛さ」は幸せへの鍵だ

結婚することで
友達のことをふと思う
形は変わるだろう
それでも、なにか暖かいものを感じずにはいられない
だって僕と同じように
彼ら・彼女らにも美しい出会いがあって、
もしかすると再び僕たちは別の形で関わるのかもしれない
そうゆうのはとても素敵で
泣きたくなる


ハイド君、日記でメッセージありがとう。
僕もここで返信をするね。


改めて
メッセージありがとう。
残念ながら23日に見ることはできなかったけれど
とても嬉しかった。

「親友」だと言われると、なんだか照れくさいのは
大人も子供も変わらないねえ

俺はあまり「友情」については語らないね
「恋愛」についてはあれほど熱心に相談したりされたりするのにさ
だけど「恋愛」ってやつが強く「友情」を結びつけたりする気がするよ

ハイド君が珍しく(というか僕と出会ってからは初めてか)
恋愛で苦しんだり喜んだり、乗り越えていったりして
そしてそんなことを話してもらうことで
俺は嬉しかったんだよね。

大学の頃は片思いに苦しむのはいつも俺で、
「告白しろって!」ってハイド君によく言われてたのを思い出すよ。
そんな僕がハイド君に告白をすすめたんだよ。
なんだかそれだけで壮大な感じだ

ハイド君は、力を持った人だ。
(という言葉自体無責任なんだけどね、
 だって俺ハイド君の分野についてまるで知らない。)
それが努力の成果であれ、才能によるものであれ、
人間は上に立つものを疎んでしまう。
きっとハイド君をライバルだと思う人間もたくさんいるだろう。
で、俺が思うのは、そんなのはとっとと蹴散らして上に行って欲しいなってこと

そして孤独を感じたら、俺のような枠外の人間もいることを
思い出して欲しい。
難しいことを考えずに、いままでのような関係でいられる人間がいることを。

そうそう
俺はハイド君の奥さんや子供を想像するだけでわくわくするよ
どんな人を選ぶんだろうね、ほんとに。

また東京にお越しのさいは連絡を
お客さま用の布団も買ったぜ。
ではまたね




世界は、人生は美しいと思うよ。
愛情が日常になって、つまらなくなっても
それでも振り返る過去は僕にとってはいつだって素晴らしい
2006年9月23日
2016年9月23日
4028年9月23日

永遠に繰り返す結婚記念日は
振り返るための日になるだろう

人間は驚くほど忘れていくね
それを悲しむ間もなくね

今日の幸せはいつかの幸せとつながってると信じて
今は毎日を生きてる

世界中の友達へ
僕は生きてます
まだ