TO BE FREE

〈自分になる〉ために

もうすぐ25歳になるのに


気がつけば時間ばかりが過ぎていく日常。
いつかと同じような晴れ渡った空に、
僕は現実感をなくしてしまう。
今週は、
恋人と喧嘩してしまったり、
突然寂しくなったり、
そんなことは確かにあったのだけれど、
もはや言葉として書けないほどに、
遠い過去のような気もする。

僕は、様々なことを、悩まずにいる。
それから目をそらすことが
異常にうまい。
一つの物事に深く考えることは、
もしかしたら僕を成長させるのかもしれないけれど
なんだかどうにも耐えられそうにない。

悩みは、
まとめれば
自己実現

僕らの世代は、
「個性」を表向きに讃えると同時に
「協調」を求められた。
あるいは僕は『協調』を選んだのだろう。
そのくせ今更頭を向けてくる『個性』が
僕に語る。
「そこでいいのか」と。

僕にはどんな力があるのだろう
いつか考えればいいやって
繰り延べていた葛藤

最近、
目的のない文章や、イラストを
気が付いたら書いている。
ふと我に返って
手元に目をやると
そこには小さな、拙い世界が。
僕は探しているのだ

なにかを







聖堂の片隅で語られる声について
そこから差し伸べられ
頭の上に載せられる手のひらの温もりを
僕はいまだに忘れることができずにいる
緑の森には白いベンチがあるものね
ベランダの鉢植えにかかる虹
絶望は希望との断絶なんだよと
そんなことを語る兄は
僕にとっては世界との不調和の象徴だった
手に入る日常と手に入らない夢を
僕は大事に抱えていて調和を求めた
黄色いバスケットの中に入れられていた僕は
パワーパワーパワー
宇宙に向けて飛び立つ力
広がるイメージに妖精の彼女はささやく
黒と白の輝きを