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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

手に入るものに対する奇跡について

誰かの幸せに僕の涙は要らないから
この世界を僕は好きさ
君の声について、僕ほどに執着する人はいるかな
あと数週間もすれば
君と僕とはイングリッシュガーデンの中で
レイモン・ペイネでも見ながら
微笑んでいるんだろう

テレビの中にはたくさんの悲しさがあって
それはまるで灰色で灰色の中で輝くはずの
赤色も青色も黄色もないのだけれど
それに対する僕の対峙と君とは
違う気がするよ
それでも連帯してるんだ
僕と君とは

幸せな陽光が一番似合う君にとって
僕は明るく微笑んでいるかな
僕の悲しさを受け入れてくれたり
気付かなかったりしてくれたり
そんな全てでもって
僕はこんな涙

存在の奇跡よ
僕から、神様お願い
あの子を奪わないで
テレビでは妻子を奪われし聖人の咆哮

ロングスカートの君は妖精のようで
そのくせ口をつく言葉はあまりにも現実で
僕は泣きそうに幸せになる

ぎこちなさはいつものことで
色んなことを下らないという世界にあって
僕は僕なりに生きているよ
生命力は限りなくゼロに近いけれど
それでも愛は存在する

宇宙に愛が届かないとしても
愛情を通してでなければ
僕は宇宙の大きさを受け止められないから
君の持ちたい世界は
もしかすると小さいのかもしれないけれど
そこには果てしない感情によるロマンティック

夕暮れを眺めながら
僕は電車の中からでも
地球を思う
君を思う
毎日の生活はあまりに小さくて
自由からの開放だなんて
とても大きくて安全な反抗を思う

僕よりもずいぶんと君は偉大だ
僕は不安でしかたがない
駆け引きなんてそこにはなく
ただ僕が安心したり不安になったり

ダメなんだと言い切ってしまった
君がいないとだめなんだって

手に入るものについての奇跡

もし

僕がこのまま君を失わないとすれば

君が僕を失わないとすれば

それは宇宙を巻き込んだ

圧倒