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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

Dramatic Irony

landmark
Salyu
トイズファクトリー

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日曜日。予定のない日曜日。
だが外出した。吉祥寺へ。
外出せずにした後悔が、外出した後悔より圧倒的に多いからだ。
そして吉祥寺に出て後悔したことは一度もない。
新たな発見がいつもあるからだ。

アーケードをぐるぐるまわって入ったイタリアンレストランはよかった。
ボロネーゼガルボという、上に生卵の乗ったボロネーゼだった。
かかっている音楽も、
サラ・ヴォーンやエラ・フィッツジェラルドといった往年の
ハッピーなジャズで気持ちよかった。

そしてヴィレッジバンガードへ。
福岡のマリノアシティという施設にもあったが、
吉祥寺のはとても広くてマニアック。
澁澤龍彦がずらーっと並べられている横に
鈴木いずみが、さらに横にはボリスヴィアンで
かかっている音楽はガーリーポップス系ピコピコテクノで、
しばーらくそこで時間をつぶした。
購入したものは

1.ボリス・ヴィアン「心臓抜き」
2.澁澤龍彦「快楽主義の哲学」
3.やまだないとペリカン通り」
4.SORTIE(フランスの可愛い系雑誌)
5.ヤンソンムーミン谷の仲間たち」

ね。なんだかやりたい放題だね。
ムーミンは、なんだかとっても懐かしくなって購入した。
今読んだほうがずっと楽しめる気がしたのだ。
子供の頃の誕生日プレゼントだったムーミンの本。
すこし哲学的だったり抽象的だったりしてわからなかったけれど、
今ならば。

それから急遽友人のタージン君と連絡を取り
夕食を食べることになった。
久しぶりだ。
タージンは職場に入って最初に友人になった人だ。
久々に会った友人は肝臓を患っており、
毎日注射をしているそうだ・・
僕も実は前回の血液検査で異常値が出ていたのに
その後放置していたので、気になっている。
「疲れが取れないと思ってたらさ・・」
僕も最近疲れが取れないので気になる。
そして保険に何も入っていない。
はー、こわい。さっさと保険はいろっと。

その後会話はやはり最近の出会いということになったが、
どこから話すべきか、そしてどこまで(笑)
タージンは黄金週間中のイタリア旅行中に出会った
29歳の女性といい感じのようだ。
あとは一息押せば付き合えるところを、結婚を意識しすぎて
29歳の女性を押せずにいるようだが。

そして楽しんで帰りの駅の改札。
先週上司に連れられ行ったキャバクラの子(18歳)からメールが。
お店で、日曜日が暇なので御飯でも行きましょうよーと言われていたんだった。
「今池袋いるんですけどー」と言うので。
「ああ、俺は今日は帰るよ。」と答えた。すると
「わたし日曜しか空いてないんですよー
 会えなくてもいいんですかあ?」と返ってきた。
ははは・・だから
「そうだね。それは残念だ。でも俺は俺のリズムで動くよ。
 今日は帰って本読んで寝る。また会うならお互い都合合うときで」
とこたえた。
その後返事はない。

我ながら成長したなあ、と思った。
以前の僕ならば焦って迷った挙句会いに行くだろう。
今は自分の生活に哲学があり、出会い自体足りないわけではない。
だから、礼儀の足らない、あるいは僕を利用しようとしている輩に
惑わされることはない。
僕は僕にとって必要な人だけを選んでいよう。

帰ってきて、久々に環の声を聞いた。
電話がかかってきた。
居酒屋から、少し酔っていたのだろうけれど。
次、会えるのは8月の下旬。
きっとあっとゆう間だよね。

今日は一日中Salyuの「landmark」を聞いていた。
最高です。まじで聞いてみてくれ、誰か。
歌詞は痛くて切ない。

そのなかでも「Dramatic Irony」と言う曲が好きだ。
歌詞を抜粋


体はいまこの場で
立ちすくんでいても
心は重なる
場所さがしているよ

いばらのとげが体の上 細く細かく裂いてく
思い出したように赤い血が流れてく
痛みで我に返っていた 巻き戻された記憶が
ランダムで再生されているんだ あたしのハードディスクから

いつもあなたを思った
考えるより早く
他の誰かとじゃれあっている隙に
いつもあなたといられた
それがすべてと思った
こうして全てが朽ち果てていく少し前

そのうち痛みも
きっと消え去ってしまう