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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

そういう年ごろなのよ、きっと。

おめでとう

新潮社

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なんだ、やたら凄い雨だと思っていたら台風だったのか。
テレビでは、菊地成孔DVD「京マチ子の夜」を最近エンドレスでかけているので、
何も知らなかった。

通勤途中に読んでいる本が、その日の空気を決めたりする。
僕は通勤中は感情に響くものを読む。
今は。川上弘美の「おめでとう」
あわあわとした恋愛短編。
30歳前後の女性と、その友人や恋人や想い人の物語。
この人の文章は本当に柔らかく優しく、
そのくせ、最高に残酷だ。
ストーリーが残酷なのではない。
痛いのだ。心がわりきれなくて痛むのだ。
だまされたり愛したり求めたりしながらも一定のテンション(極めて穏やか)
で生きている主人公。
横揺れ、な感じ。
決して縦揺れではない。

僕も、横揺れをしながら思考を恋慕を拡散している。
わりきれない。うまく人に説明できない気持ちばかりを抱えている。
きっと誰もそうなのだろうけれど。

誰のことを好きなんだ?僕は。
こんなことを繰り返し繰り返し。

年上を可愛がりたいという性癖はいかんともしがたい。
目が合ったら微笑む攻撃にやられ中である。
僕は僕で、その度に顔がゆるむのを必死に抑えて・・
抑える必要があるのか不明だけれど。

仕事は仕事で集中してやっているけれど、
「うー」とか「あー・・」とか「いやー」とか「みゅう」とか
アヤさんが奇声を発するごとに
「どうしたんですかー?」
と聞いては、仕事を中断してしまう自分に釘をさせ!!