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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

東京の空の下。今日は、走ってみようか。

tokyo.sora

レントラックジャパン

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1週間かけて二本DVDを見るつもりが、
今日も予定がないので朝から見てしまった。
tokyo.sora
東京の、20代の女性の生活を淡々とオムニバスのように綴った作品だ。

夢を持ちながら、挫折していく人。
現実の生活の孤独は、あまりに痛々しい。
それは、静か過ぎて。
虚しさが襲う。

泣く。この作品を見て泣く人は、孤独なんだろう。
原因のない苛立ちを抱えながら生きている人だろう。
何がなくても、何があっても、
幸せになれる気がしない人だろう。

挫折、恋愛、夢、自殺、リストカット
夜明けのマラソン、友達、語り合い、
孤独。

好きなのシーンは、
喫茶店の店長とバイトさんの会話。
美大生の告白。
「好き」と言う。
夜明けの二人マラソン。
夜明けの一人マラソン。
店長の言葉に女の子が泣くところ。

胸が、沸いた。
最近思う。邦画っていいなって。
昔は、正直馬鹿にしていた。
どのみち
ゴダールの真似、
タランティーノの真似、
スティーブン・キングの真似、
そんな風に考えていた。

でも、
tokyo.sora四月物語はきっと外国の人には作れない。
それは、魚喃キリコや、岡崎京子や、やまだないとの漫画や、
そして、江國香織や、川上弘美や、山本文緒の小説や。

女の人の苦しみ、感性を、僕はきっと表面でしか捉えられないけど、
でも、感動してしまうんだ。
胸がざわめくんだ。