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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

I Could Be Dreaming.

書を捨てよ、町へ出よう

角川書店

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昨日の職場のボーリング大会の疲れが未だに抜けず
今日もブログは休もうかなと思いながら。
書く。
書きながら書くことを考えている。

ちょっくらフランスへ行こうと思っている。
カミングアウト。
働きに行くわけでも勉強するためでもなく。
ただ、ただ、
そうゆう場所にいる自分をもう一人の自分が
外側から眺めている状況に陥りたいだけだ。

知らないくせに憧れの町。
知ってしまえばどうせ大したことはないだろう町。

なんだか少しだけそうゆう非現実のことを考えるとわくわくする。
いや、いつかって思うことは楽しい。

「いつか、きっといつか、・・」
だいたい「いつか」の先はよく分かっていない。
これは「もっと」という言葉にも当てはまる。

そのなかで、ようやく言葉に出せる「いつか・・」や「もっと・・」を、
僕はかなえることができるかな。

寺山修司の詩に「100行書きたい」というものがある。
ひたすらしたいことを100行書いた詩だ。
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
「」「」「「「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
僕はそんなには書けない。
この100個の空白を打つのでちょっと疲れた。

「Iに会いたい」
「Iの声を聞きたい」
「Iの頬に触れたい」
「Iと、天気の良い日に部屋で料理を食べさせたい」
「Iと冬のコートを選びに行きたい」
「Iがこっそり書いていると言う絵や詩を見たい」
「Iに僕がこっそり書いていた絵や詩を笑ってもらいたい」
「Iの好きな場所へ、一度一人で行ったみたい」
「Iの愛している人たちの顔を、やきつけたい」
「Iの絶望の種類を、うまいこと言葉にしたい」
「Iとなんとなく結局色々うまくいったねって話したい」
「Iの兄貴と意気投合したい」
「Iの親父と照れ笑いを交わしたい」
「Iの母親に、Iの未来を想像してにやけたい」
「Iと海に行って、やっぱり夏は嫌いだって言い合いたい」
「Iのアルバムを見て‘ああ、いつ出会ってても好きになってたんだろうな’と思いたい」
「Iが、大切にしている、祖母の肩身の着物を着ている姿を見たい」
「Iの、希望する未来に僕もいたい」

「Iとディズニーランドへ行きたい」

「Iのことを待っていたい」

「Iに、愛されたい」
「それも、穏やかに暖かく愛されたい」
「きっと、これでよかったんだよって言ってあげたい」
「好きだよって、何度でも言いたい」
「少しだけ見つめあったりそらしたりしながら」
「そして、現実は二人だけでは生きていけないことを悲しみながら」
「それでも、Iがいるから生きていけるんだって実感しながら」
「そばに、おいでよ」
「よりかかりなよ」
「僕はきっと下を向くだろうけど」
「それでも僕を見ていて欲しいだなんて思うけどさ」
「くせなんだよ幸せになると下向いちゃうのは」
「時々はさ、君を見ているから」
「そのときは僕を見ていて欲しいんだ。笑いながら」

      「 I 」

僕は君をまだ知らない。