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TO BE FREE

〈自分になる〉ために

東京国際ブックフェアに行ったら、お姉さんに「気功」を強く勧められた

雨の中、東京ビックサイトに向かいました。

目的は「東京国際ブックフェア」。

このイベント、僕が参加するのは初めてなのですが、開催は今回で第23回目とのことです。

 

開催の概要を公式サイトから引用します。

日本最大の「本」の展示会「第23回 東京国際ブックフェア」を今年も盛大に開催します。
世界20ヵ国から470社が出展するこの見本市は、今年からコンセプトを一新し、一般読者に向けて開催。本好きの方々に喜んでもらえる場、まだ読書に馴染んでいない方々が「本」を読むきっかけとなる場として、出版業界全体の新たな発展に寄与するフェアとなります。特別価格での本の販売、有名作家や芸能人による無料講演など、各種イベントが目白押し!
本好きにはたまらない、年に一度の本の祭典に、ぜひご来場ください!

 

ということで、470社が参加するだけに会場は本当に広く、多くの出版社のブースが並んでいます。

僕は午後2時頃に会場に入りましたが、僕のような参加者がたくさん歩いていて、すれ違うのも大変!という状況です。

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イベントでは、本の割引(主に1~2割引)や講演などが行われていたのですが、僕の目的は、普段だったら絶対出会えない本を買うことでした。

 

なので、講談社さんやダイヤモンド社さんのブースに気になる本がありつつも、あえて国際色豊かなマイナー出版社のブースを見ていました。

ちなみに、受け取ったチラシに書かれていたホームページにアクセスした結果がこちら

  

そんな感じで歩き続けること約1時間あまり…買いたい本がいくつか出てきましたが、さすがに全部買うのは予算オーバー。どうしたもんかな、と思いながら佇んでいたところ、突然話しかけられました。

 

「気功とか、興味ありますか?」

 

なぜここで気功の話が??と思いましたが、気づけばそのブースには「老子」、「タオ」、「気功」といった言葉が並んでいました。

 

話しかけてきたお姉さん(たぶん年上)は、僕の曖昧な返事を受けて、「気功」の効能について、お話をしてくださいました。

まとめると、健康のため、精神の安定のため、気を整えることがとても大切とのこと。

 

もしかすると一般的には、こうしたことを言われると「怪しい…」と思われるのかもしれません。

でも、僕は意外とそういう話には抵抗がなく、老子荘子の本も家にあったりします。仏教とか儒教も含め、どちらかと言えば東洋思想に興味がある方です。菜食のランチをとったのも影響したのかもしれません。これも何かの縁と思い、お姉さんとしばらく話していました。

 

お姉さん「気功は、アンチエイジングにもとてもいいんですよー。あ、でもまだお若いですよね?」

僕「どうでしょう、若いとも言いづらくなってきましたけど…」

お姉さん「おいくつなんですか?」

僕「35歳になりました。」

お姉さん「えー!?ぜんぜん見えませんよ。肌がとてもきれい!」

僕「いやいやそんなことはないです。…じゃあ気功必要ないですかね。」

お姉さん「いやいや、そのきれいな肌をキープするという意味でも!」

 

と、いつの間にか化粧品をすすめられているみたいなトーク展開になり、その流れでお買い上げとなったのが、こちらの本です。 

幸運を呼ぶ「気」の超パワー

幸運を呼ぶ「気」の超パワー

 

実は苦手なテイストの表紙…普段だったら買わないと思います。


でも、素直に買ってみてよかったです。帰宅して読んでみると、読みやすくかつ面白く、一気に読めました。気を整えた生活を送りたくなりました。

 

ちなみに、今日はもう1冊買ったのですが、それがこちら。

色の知識―名画の色・歴史の色・国の色

色の知識―名画の色・歴史の色・国の色

 

 この本も、やはり普段だったら買わないタイプの本ですが、読んでみるととてもよかったです。550色もの色が、その色にまつわる歴史や美術などのエピソードとともに解説されています。

 

例えば、同じ青でも微妙に色合いが異なっていて、それぞれに名前とエピソードがあるんです。

 

ウルトラマリン

フェルメール・ブルーの色である。彼は「牛乳を注ぐ女」や「青衣の女」を始め、数多くの作品で高価なこの青い貴石を使っている。光の黄色に対する補色でもあり、一層、光の効果を盛り上げている。またこの石の粒を散らして光の輝きを出したといわれている。

 

マリー・ルイーズ・ブルー

マリー・ルイーズは王妃マリー・アントワネット女官長フランス革命後も王家を助けるために、チュールリー宮殿において、王党派として活動した。王妃とともに捕えられ、虐殺された。王党派の象徴として「王家の青」がマリー・ルイーズに捧げられた。

 

ジャパン・ブルー

ラフカディオ・ハーン小泉八雲)が「藍の国」をいった日本の色である。武士が演技を担いだ「勝色」であり、徳川家康は、この色の辻が花染めの小袖を着ていたという。江戸時代には武士の裃の色でもあり、町人の「粋な」木綿縞や商家の暖簾の色でもあった。

 

何故か、こういう文章を読んでいると癒される感じがします。

実生活から遠いからなんでしょうかね。

 

と、こんな風にして僕の「東京国際ブックフェア」初体験は終わりました。

本をじっくり選ぶのなら、やはり大型書店が最適と思いますが、時にはこうしたイベントに参加して、思いがけない本との出会いを楽しむのもいいですね。